【長野市】戸隠神社奥社と九頭龍社の御朱印~五社巡り①②~

戸隠神社奥社随神門IC 神社仏閣
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2024年9月の平日にお休みをとって、戸隠神社五社巡りをしてきました。

奥社・九頭龍社の参拝は人生3度目なのですが、中社・宝光社・火之御子社の三社は初めての参拝です。

参拝してきた順に記事を書いていきます♪

まずは、五社巡り最初に行った奥社・九頭龍社の境内の様子と御朱印をご紹介。

奥社・九頭龍社は隣同士にあるので①②としました。

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それぞれの御祭神とご利益は?

奥社と九頭龍社は隣同士にありますが、御祭神はちがうんです。

奥社の御祭神

奥社の御祭神は、日本神話に出てくる天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)です。

暴れん坊の弟須佐之男命(すさのおのみこと)の、度重なるひどいいたずらに悲しんだ太陽の神天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、天岩戸(あまのいわと)にお隠れになってしまい、世界が真っ暗闇になってしまいました。

その際、大勢の神様が力を合わせて知恵を出し合い、なんとか天照大御神を天岩戸から外に出しました。天手力雄命は、最後に岩の扉を開けて天照大御神の手を引いてみごと外に出し、太陽の光を復活させた力持ちの神様です。

この天岩戸が飛んできて、戸隠山になったと言われています♪

そのことから、筋力の神様、スポーツの神様と称えられるようになりました。

・スポーツ必勝
・技芸上達
・開運
・心願成就

九頭龍社の御祭神

九頭龍社の御祭神は九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)です。

九つの頭と龍の尾を持った鬼がこの地の岩戸に閉じ込められ、その龍が水を司る水神、地主神となり人々を助けてくれたと伝えられています。

なので水に関係するご利益と、なぜか虫歯が治るというご利益もあるのだそうです。

歯を患った人が3年間果物の梨を絶って参拝したら治った!という言い伝えが江戸時代にあったんだとか。

・水、雨乞い
・虫歯
・縁結び
・心願成就

いざ!奥社参道へ

午前10時に、奥社入り口を出発!

入口から奥社まで約2キロ、往復4キロの距離を車では行かれないので徒歩でいきます。

私は行きは50分、帰りは40分くらいかかりました。

随神門

1キロほど平坦な道をズンズン進んでいくと、緑で覆われている茅葺屋根と朱色の門随神門(ずいしんもん)が見えてきます。

この随神門が見えてくるとあまりの綺麗さに、見るの3回目なのに「おおー♪」とつい声が出ちゃいました。

左右に随身像(ずいじんぞう)が置かれていて、この像が神社を守ってくれているそうです。

左が櫛石窓ノ神(くしいわまどのかみ)右が豊石窓ノ神(とよいわまどのかみ)といわれています。

お寺にいる仁王像のような感じですが、ぜんぜん違いますのでぜひのぞいてみてくださいね♪

杉並木

随神門をくぐると、杉並木が現れます。

この背の高い杉並木がなんと500mほど続きます

戸隠神社奥社杉並木

参道の両側に樹齢400年以上といわれている杉がずらーーーーっと並んでいて圧巻です!

途中、右側に大きな杉の祠が。

覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが、JR東日本 大人の休日倶楽部 戸隠編のCM(2010年放送)で吉永小百合さんが祠に入って外を見ていた、あの祠です。

このCM、なんともう14年前になるんですね。

中で、トトロとメイがお昼寝してそうですね♪

※現在は杉の保存に影響があるため、祠の中に入ることはできません!

平坦だった参道が、残す所あと500メートルのあたりから石段と坂道に変化してきます。

50代の私はこの坂でヘロヘロになり、2回くらい立ち止まって、持ってきた水筒のお茶をゴクゴク飲みました。

気分はもう、ちょっとした登山です。

参拝帰りのくだってきた方たちが「こんにちはー」と挨拶してくださるんですが、杉並木あたりでは元気に挨拶を返していた私も、もう会釈するのが精一杯でした。

九頭龍社・奥社に到着

そして無事、なんとか坂をのぼりきって到着。

入り口出発が10時、着いたのが10時50分でした。

汗だくだくですが達成感が半端ないです。

手水舎と社務所

目の前に手水舎が。
お水が気持ちよかったです♪

手水舎の左を上がってすぐの所に社務所が。

こちらで、九頭龍社と奥社の御朱印をお願いして番号札をいただいてから参拝に向かいました。

九頭龍社・奥社の社殿

下の写真左側が九頭龍社。
戸隠神社五社の中で、最も古いのだそうです。

そのすぐお隣に奥社拝殿が並んでいます。
※奥社社殿内は撮影禁止

繁忙期や連休前の平日午前中だったからか、この日この時間は社務所も参拝も混雑はありませんでした。

二社ともきらびやかとか華やかさとは無縁ですが、山の上にあるので自然のパワーを感じる場所です。

なんといってもここまで自分の足で辿り着いた達成感が半端ないです♪

御朱印とおみくじ

参拝の後、御朱印を受け取りに行ったときに、おみくじも引いてきました。

戸隠神社のおみくじは、祈祷おみくじというちょっと変わったおみくじなんです。

このおみくじは、ここ奥社と中社、宝光社で引くことができます。

九頭龍社と奥社の御朱印

こちらがこの日いただいた九頭龍社と奥社の御朱印です。

初穂料 500円

1社500円なので、九頭龍社と奥社で1,000円でした。

御朱印帳への直書き、紙でいただく御朱印とも同じ初穂料です。

祈祷おみくじ(きとうおみくじ)

祈祷おみくじは、よくある自分で引くおみくじじゃないんです。

① 神職さんに自分の性別、数え年を伝える
② 神職さんが祝詞を唱えながら、おみくじを引いてくださる

こんな感じの神職さんにおまかせのおみくじです。

実は私、初詣のときにしかおみくじを引かないんですが、ここ戸隠神社の祈祷おみくじは当たるというウワサを耳にしてから気になりまして、とうとう自分のルールを破って引いてきました。

数え年は生まれ年を1歳として数えますが、よくわからなくても数え年の早見表が貼ってあるので大丈夫です♪

神職さんが引いてくださったおみくじは、左の写真のような袋に入れて渡してくださいました。

初穂料 300円

結果は大吉でした♡ やったー!

袋の表に「此のおみくじはお持ち帰りの上 一年間の指標にして下さい」とあったので、ちゃんと持ち帰ってきました。大切に一年間手元に置いて、指標にさせていただきます。

駐車場

駐車場はいくつかあります。

途中、右側に臨時駐車場2がありましたが、平日だったせいか封鎖されてました。

私は、信濃まち方面から県道36号を行ったので、左側にある戸隠神社奥社入り口前駐車場にとめました。

朝9時50分頃着いて、まだ5、6台空いてました

ゲートがない駐車場で、係員のおじさんがいて誘導してくれました。
前払い時間制限なし

1回 600円 (普通車)

この600円は2024年9月13日金曜日、平日の料金です。

駐車場のクチコミで、800円でしたと書かれている方もおられたので、土日祝日繁忙期とお値段が違うかもしれません。

8時~16時までの営業、冬季は開放しているようです。

気になる方はこちらの領収証に書いてある(株)べーそ倶楽部さんに問い合わせてみてくださいね。

道を渡った右斜め前にある駐車場、戸隠神社奥社入口駐車場にはゲートがついていました。

こちらの駐車場は、24時間営業です。

平日600円 (土日祝日800円)ですが、3時間の時間制限あり。
※7月20日~9月1日は繁忙期料金

3時間を過ぎると1時間100円の加算があるのでご注意を!

ただ、加算はされますが上限1,000円ということなので、こちらにとめて歩いて五社巡りするのもいいかなと思いました。

こちらの駐車場は9時50分時点で、余裕で空いてました

アクセス

長野ICから行く方も多いと思いますが、私は信濃町ICから行くルートで行きました。

帰りは反対側、長野駅方面から帰りました。

信濃町ICから

信濃町ICからだと、渋滞もなく七曲りというくねくねした道を走らなくていいので楽です。

信濃町ICから奥社の駐車場までは17キロ弱、30分ほどで着きます。

長野駅から

バードラインを行き、苦手な七曲りを走って帰りました。

行きか帰りに、善光寺も寄りたい方はこのルートですね♪

奥社・九頭龍社の感想

今回、九頭龍社・奥社に行ったのは3回目ですが、やっぱり参道が素晴らしいです。

随神門を抜けて杉並木の参道が、本当に圧巻で別世界に感じました。

随神門までの1キロ地点すぎまでは、平坦な歩きやすい道なので、足腰に自信がなく長く歩けない方や坂道がどうしてもダメな方も、がんばれば行けるかと思いますのでぜひ行ってみてください♪

写真や映像で見るよりも、本当に感動すること間違いないと思います!

次は火之御子社です♪

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