【大町市】国宝 仁科神明宮の御朱印をいただいてきました

仁科神明宮二ノ鳥居IC 神社仏閣
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

なかなか行く機会がなかった仁科神明宮(にしなしんめいぐう)に、2025年5月のゴールデンウィークに、車でドライブがてら行ってきました。

勉強不足で知らなかったんですが、なんとこの仁科神明宮は日本最古の神明造りということで国宝となっています。

神明造りは伊勢神宮の内宮(ないくう)・外宮(げくう)の本殿の様式と同じ。

じゃあ、仁科神明宮は伊勢神宮と関係あるの?

という疑問から入った私ですが、実際この目で見て色々納得してきました。

スポンサーリンク

仁科神明宮と伊勢神宮の関係

仁科神明宮は、伊勢神宮の御厨(みくりや)でした。

Q 御厨(みくりや)とは?
  答:神様に神饌(しんせん)を用意する領地や場所

Q 神饌(しんせん)とは?
  答:神様にお供えする食べ物のこと

この地を納めていた仁科氏が平安時代の終わり頃に建て、奉仕していたそうです。

伊勢の皇大神宮にならって20年に1度式年正遷宮祭が行われていて、次の式年遷宮祭は2039年(令和21年に行われます。

※伊勢神宮の次の式年遷宮祭は2033年(令和15年)

お祀りしている神様

御祭神は伊勢神宮と同じ神様、太陽神で日本の皇室の祖神です。

天照皇大神(アマテラスオオカミ)

そして境内には他にも二十三もの末社があり、たくさんの神様が集まっていました。

上加茂社、下加茂社、春日社、熊野社等々そうそうたる神社の神様が集まっていたので、うれしくて端から手を合わせてきました。

仁科神明宮末社

ご利益

天照皇大神(アマテラスオオカミ)は太陽神で、皇室の祖神といわれています。
ご利益たくさん♪

  • 国土安泰
  • 家庭円満
  • 子孫繫栄
  • 良縁
  • 所願成就
  • 厄除開運
  • 安全祈願

車でくぐれる一ノ鳥居

ちょっとした山道を1キロほど車でのぼって行くと、一ノ鳥居がありました。

駐車場はこの先にあるはずなんだけど、車でくぐっていいのかな?と一瞬考えちゃいましたが大丈夫でした。車の中でペコリとご挨拶をしてくぐり、まっすぐ行くと右側に駐車場がありました。

仁科神明宮一ノ鳥居

駐車場

駐車場は広くてとめやすかったです。

35台 無料

仁科神明宮駐車場

駐車場の看板の手前にトイレが完備されてました。

すぐ横が仁科神明宮入口なんですが、駐車場の神社の間に道があったので行ってみました。
左側が神社です。

仁科神明宮横の道

のどかで気持ちいい景色でした♪

境内の様子

駐車場に車をとめて、いざ参拝へ。

こちらの案内図は、社務所でいただいてきたものです♪

仁科神明宮境内図

先ほどお話した二十三の末社が1~23の番号で記されています。

神社入り口

駐車場のすぐ横が神社の入り口となっています。

森の中に入っていく感じで素敵な入り口でテンションが上がりました。

仁科神明宮入口

木に囲まれているので、夏の暑い日は涼しそう。

三本杉

入り口を入ってすぐ左に、長野県の天然記念物に指定されている三本杉がありました。
樹齢800年だそうで、実際見るとすごーく大きいんです!

三本の根本がなかよく絡まっている杉ですが、残念ながら真ん中の杉は1979年(昭和54年)に突風で倒れてしまったんだそうです。それでもまだ両側二本の杉はがんばって生き続けています。

仁科神明宮三本杉

手水舎

三本杉を少し進むと手水舎が見えてきました。

仁科神明宮手水舎

手水舎を左に行くと拝殿や本殿。

手水舎の横をまっすぐ行くと、末社が四つ点在してました。
私は先にこの四つの末社の方に行ってしまいましたが、拝殿や本殿を参拝した後にぐるっと回ってここに降りてこれる小道がありました。

小道は、『歴史展示館』という建物の近くです。

社務所

手水舎を左に曲がって二ノ鳥居をくぐってすぐ左側に社務所があります。

右側は、休憩所になっていました。

仁科神明宮社務所

社務所は9時から16時まで

社務所の横に『宝物収蔵庫』があり、拝観料 300円 で見ることができます。

『宝物収蔵庫』の反対、右側には無料で入れる歴史展示館がありました。

神門

そしてまた少し行くと石の階段があり、のぼると三ノ鳥居をくぐります。

正面に神門があり、こちらで参拝をします。

仁科神明宮拝殿

神門前には右に神楽殿、左は九社の末社が並んでいました。

本殿・中門・釣屋

神門の左右両側に、小さな石の階段があります。

この階段を行くと、国宝の本殿・中門・釣屋を横から見ることができます。

こちらが日本で一番古い神明造りです!

国宝仁科神明宮

ちなみに、出雲大社は大社造り。

私は、屋根の違いで見分けています。

神明造り 屋根が平面

大社造り 屋根に曲線(反り)がある

元御神木

神門右側からのぼった所にある元御神木。

とても大きな切り株が、大切に残されていました。

仁科神明宮元御神木

現在の御神木は、本殿の後ろにあります。

御朱印

社務所で御朱印をいただいてきましたのでご紹介します。

書き置き御朱印(スタンプか印刷かな?)のみの1種類でした。

口コミを見ると、たまに直書きでいただいている方がいたので、タイミングとかもあるのかな?

2019年の式年遷宮祭のときは直筆の御朱印をいただけたそうなので、次の式年遷宮祭のときに絶対また来ようと思います。

仁科神明宮御朱印

初穂料 300円

授与時間 : 9時~16時まで
※冬季は土日祝日のみ

冬に行かれる方はコチラ👉国宝 仁科神明宮ホームページからご確認のうえ参拝されることをおすすめします。

御朱印を受け取るときに、右下の福徳開運御守をいっしょにいただきました。
お財布に入れて持ち歩いてます♪
ありがたやありがたや。

アクセス

少しわかりづらい場所にあります。

最寄りの駅からも遠いし、バスの本数も少ないので車で行くのがおすすめです。

安曇野ICから約20キロ、30分ほ行くとあります。

県道51号線(大町 明科線)を走っていると、池田町か大町市に入ってすぐあたりの右側に茶色い看板の案内表示がでていますのでお見逃しなく。

入口 国宝仁科神明宮 800m
と茶色い看板に白字で書かれています♪

実は私、あ!と思った瞬間に通り過ぎてしまいました💦
でもまた少し先に白い看板と地図の案内が立っていて、そこを右折しても行くことができました。

電車と徒歩(安曇沓掛駅から)

松本駅から大糸線に乗ります。

大糸線

松本 ー 安曇沓掛(あずみくつかけ)
  乗車時間 約50分
  片道 590円 ※Suicaは使えません

安曇沓掛駅で降りたら、仁科神明宮まで交通機関がないので歩いて行きます。
2.6キロ、徒歩約38分くらいです。

まとめ

仁科神明宮は自然の中にたたずむ、緑に囲まれた神社で雰囲気がよかったです。

あまり人も多くなく、静かで心が落ち着く感じがしました。

四季折々の美しさと、歴史を感じにぜひお参りください♪

タイトルとURLをコピーしました