万治の石仏(まんじのせきぶつ)は諏訪大社下社春宮と砥川(とがわ)をはさんだ対岸にある石仏です。
太陽の塔で有名な岡本太郎さんが1974年に万治の石仏を見に訪れた際、「こんなおもしろいもの見たことがない」と絶賛したのがきっかけで一躍有名になったんだそうです。
今回はそんな芸術家、岡本太郎さんをも魅了した万治の石仏の魅力とお参りの仕方を紹介します♪
万治の石仏ってどんな石仏?
なんともいえない風貌で、一度見たら忘れられない姿をしています。
自然石の安山岩で造られているそうです。
岡本太郎さんじゃないですが私も初めて見にきたとき、その姿がかわいくてひとめぼれしちゃいました♡
高 さ | 2.6 |
幅 | 3.8 |
奥 行 | 3.7 |
手は阿弥陀如来の阿弥陀定印(あみだじょういん)の形。
よく見ると、胸には謎のマークが彫られています。
体の向かって左横側に「南無阿弥陀仏」と造られた年、万治3年(1660年)の文字が刻まれていました。
近年、万治と呼ばれるようになった由縁は万治3年からついたもののようです。
万治の石仏のご利益と参拝の仕方
万治3年(1660年)に造られため、「万(よろず)のことを治めてくれる仏様」として信仰され、万治を「ばんじ」と読んで物事が万事うまくいくよう願いを叶えてくれる石仏と伝えられています。
ご利益
願い事を唱えながら石仏の周りを3度まわれば願いが叶うと言われています。
ご利益を求めてお参りに行く方が多いようですね。
この万治の石仏、とってもご利益があるとのことで、電チャリ借りに行ったとこの管理人のおじさんにも激しく勧められたんですが、お顔が穏やかでずんぐりむっくりした可愛らしい阿弥陀如来のお地蔵さまでした。
— みくまり (@bukou515) October 15, 2023
岡本太郎もすきだったらしく、足繁く通われたそうな。
リアル風景♡諏訪大社下社春宮と万治の石仏
— cherry (@cherry2403) May 24, 2022
万治の石仏はご利益があると思う。。。
長野/下諏訪大門郵便局#風景印 pic.twitter.com/VkHulFESv2
参拝方法
お願い事を心の中で唱えながら、石仏の周りをぐるぐる3回周るというちょっと変わった参拝方法です。
①正面で一礼 手を合わせ「よろずおさまりますように」と心で念じる
②石仏の周りを願い事を心の中で唱えながら時計周りに三周
③正面に戻り「よろずおさめました」と唱えて一礼
アクセス(おすすめコース)
諏訪大社下社春宮の境内から徒歩で行くコースがおすすめです。
春宮から万治の石仏までは約300m、徒歩5分ほどです。
下社春宮の記事もありますのでご覧ください♪
駐車場
万治の石仏の近くには駐車場がありません。
下社春宮の参拝者駐車場にとめられるので、参拝後に景色を楽しみながら万治の石仏までの道を楽しみながら歩いて行ってください♪
下社春宮から万治の石仏までのおすすめコース
春宮境内の神楽殿西の建物、筒粥殿(つつがゆでん)横の道を抜けて行きます。
赤い橋を渡って川の中にある島、浮島に渡ります。
浮島には、浮島社という小さなお社が鎮座していて、どんな大水にも流されないことから下社の七不思議と言われているそうです。
浮島から見えるもうひとつの赤い橋(浮島橋)を渡ります。
橋を渡って少し行くと万治の石仏の木の案内が。
途中、砥川の近くまで降りられる場所もあります♪
川の流れが少し早いときもあるので、足元が滑らないようご注意を。
木の案内をまっすぐ行くと石仏に到着!
まとめ
万治の石仏は、私のお気に入りの場所です。
周りに何もない場所にぽつんと石仏があるだけなんですが、見た瞬間好き!と思った場所です。
景色もよく川の音を聞きながらのお散歩は、長いドライブで疲れ気味のカラダもアタマもきっと癒されることと思います。
諏訪大社下社春宮に参拝にお越しの際は、ぜひ万治の石仏に会いに行ってみてくだいね♪
下社春宮の記事はこちら 👇
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