大河ドラマ第34回「どうする家康」(9月3日放送分)の番組最後のコーナー、紀行潤礼「どうするもしもツアーズ」では、松本市「兔川寺」にある松重豊さん演じる石川数正のお墓が紹介されました。
この回を見て石川数正に興味がわいたので、まずはお墓に行ってみよう!と思い、さっそくお墓まいりに行ってきました!
石川数正と松本市の関係
徳川家康の下を去って豊臣秀吉の家臣となった石川数正は、秀吉に信濃国松本(しなののくにまつもと)を任されて、松本城の築城、天守閣の造営、城下町の建設などに尽力したそうです。
松本に来て3年ほどで亡くなってしまったのでお城の完成は見れなかってそうですが、松本城の初代城主は石川数正となっています。
お城は息子の康長の代で完成したそうです。
石川数正夫妻のお墓
お墓はお寺に入ると本堂の手前、左奥にありました。
奥さんの鍋さんと仲良く並んでいました。
少し大きい方の五輪塔が数正さんのでしょうか。
お墓には、お花やお酒等のお供え物がありました。
「どうする家康」を見て、訪れる人もやっぱりいるのかな?
境内の様子
兔川寺(とせんじ)は1300年前、飛鳥時代に聖徳太子が建てられたお寺で、正式には「兎川霊瑞寺」(とせんれいずいじ)というのだそうです。
夫妻のお墓の横には、たくさんの観音様が整然と並んでいました。
顔や姿がみんな違いました。
一文字納経
本堂に行くと、一文字納経というものがありました。
弘法大師空海が「一字に千里を含む」と言っていたそうで、たった一文字であってもその功徳は広大無辺と伝えられているそうです。
右の引き出しの中にある般若心経の一文字を選んで白い石に書き、その選んだ文字の部分は黒く塗っておくと説明文がありました。
冥加料:100円
私の人生初の一文字納経。「老」の字を選びました。
元気に楽しく老いていきたいな・・と願いをこめて♪
一文字納経の石は、石川数正夫妻のお墓の周りにまかれた白い石の中に混じっていました。
御朱印
社務所には鍵かかかっていましたが、ピンポンを鳴らすと住職さんが出てきてくださり御朱印をいただくことができました。
初穂料:300円
左上に兔川寺っぽくうさぎの朱印が♪
アクセス
松本駅から歩きだと1時間くらいかかってしまうので、松本バスターミナルからバスに乗って行ってきました。
松本バスターミナル③番線(美ヶ原温泉線) ⇒ 新井橋 降車
乗車時間は20分くらいで運賃300円、新井橋で降りて徒歩12分ほど。
時刻表等はアルピコ交通ホームページをご覧ください。
入山辺線(松本バスターミナル北 ⇒ 里山辺出張所)のバスもありますが、こちらは平日のみの運行だそうですのでご注意ください。
詳しくは松本市ホームページに載っています。
駐車場
お寺のすぐ横に駐車場がありました。
参拝者は無料です。
おまけ(旧山辺学校校舎)
兔川寺の道路をはさんで向かいに、旧山辺学校校舎がありました。
午前9時~午後5時 (入館午後4時半まで)
入館料 大人200円 小中学生無料
(松本市内在中の70歳以上無料)
まとめ
石川数正のお墓は、愛知県岡崎市の「本宗寺」(ほんしゅうじ)にあるそうなので、いつかそちらにも伺ってみたいです。
「どうする家康」を見て石川数正に興味をもった方は、兔川寺までぜひ足をのばしてみてくださいね。4月にはしだれ桜が、5月には小笠原ぼたんが綺麗咲くそうですなので春に行くのがオススメです♪
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